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by angrofille
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グロテスク

私はあんきもが好きだった。

まるで「私はあの男を愛していた」みたいな感じだ。いきなり過去形。
今、わたしはもたれた胃をかかえてさっぱり眠れないでいる。そして私のなかからはあんきもへの愛が消えている。もう4時間前までの私ではない。あーー、気持ち悪い、、。
もとはといえば今日帰りに荻窪のひなびた駅ビル(福島の駅ビルよりやさぐれている)タウンセブンに立ち寄り、地下の魚屋さんが閉店まぎわでおいしそうなさかなをディスカウントプライスで売っていたのに立ち寄ったのが発端だ。すてきなインドマグロとぷりっとしたタコを手にもち、レジに向かったところレジ前にあんきもがパックに入って売られていた。わたしはあんきもは居酒屋でしか見た事がなくって、非常に珍しかったのと1パック200円という値段につられて(これを居酒屋で食べたら5000円は下るまい、、)買ってみた。その前に立ち寄った無印の座ぶとんとブックオフでトーイック対策に買った高校生用参考書が手にずしりと来たが、がんばって持ち帰った。
家に帰って妹が作っていた鍋に入れようと思い、まな板の上に広告紙を敷いてつつみをあける。パックの中には手のひらほどもあるあんきもが5,6切れはいっていた。とんでもない量だ。包丁を入れると、張りのある表面の薄い皮を切り裂くなんとも生々しい感触がする。人の内臓も刺したらこんな感触がするのだらうか。切れた断片はまな板の上にぐにゃりとひろがり、グロテスクなことこのうえない。ぐえー
なんとか全部切り終え、鍋に入れた。するとあんきもからラー油のようなナゾの油がぐじぐじとしみ出してくる。ななな何これ?!コレステロール値はフォアグラにも負けないあんきもクンならでは。それもこれも予備知識がなかったので油を塩とかで抜いておかなかったからだ。
とりあえず油を取り除き、食べてみた。
うん、おいしい、、けど、さきほどまでのグロテスクな姿が脳にやきつき、鍋のなかには大量にのこされたあんきも達が、、。

私は常々日本の食料品店は肉も魚ももとのかたちを残さないまでに加工されたものしかないので、生き物を殺生して食べるというリアリティがなくこども達が育ってしまうのではないかと危惧している。しているが、リアリティがなく育ってしまったのは私も同じだったようだ。今の気分としては一生カロリーメイトとか食べてケミカルに生きてゆきたい。うえーん
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by angrofille | 2005-01-25 02:03