映画日記など メールいただけるとよろこびます angrofille@excite.co.jp


by angrofille
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

なぜ日本人はかくも幼稚になったのか  

ものっすごく衝撃を受けた1冊です。

1・日本は戦争に負けて、その原因の国家というものを軽視し侮蔑さえするような教育をしてきた
2・その結果大人は責任を負うことから逃れることしか考えられなくなった
(厚生省とかお役人はとくに)
3・考え、責任を負う重圧から逃れるために、「この世で一番大切なのは「いのち」である」という免罪符を国あげてかかげている
4・「生きているだけで素晴らし」く、自分のうしろだてとなる「国家」を無視してきた結果、日本にあふれているのはなあなあな親切だけで人間と向き合おうとする腑抜けしかいなくなった

振りかえってみても、今まで自分が受けてきた教育はまさしくそんな感じだったと思う。国になんの感謝もしていないから皆税金も払いたくないと思うのだ。イギリス人とかアメリカ人になりたいとか言うのだ。アメリカの自由は責任を負う代わりに手に入れられる自由であって、日本の「自由」はすべての責任から逃れることなわけでそんなの成り立つわけないのにみんなそれが当然だと思っている。

福田氏はいのちはただそこにあるだけでは尊いものではないと言う。私は生まれてこのかたずっとそう教えられてきたからものすごくびっくりした。
「ええ?!だ、だって!」と言いかけたけど、ネットで仲間を集めて集団自殺しちゃうとか、ひきこもって親に負担をかけつづけたまま生き長らえるとか、そういうのってやっぱり「生きているだけで素晴らしい」って教えられているからだと思った。

国家とか、神とか、カミナリおやじとかなんでもいいけど自分より絶対的に上にあるものがあるって思ってないと人間は(動物でもそう)だめになるに決まっている。
憂国だなあ。まさしく。
自分って結構日本を愛しているんだなあ。
b0046664_2338698.jpg
ここからもってきました
[PR]
by angrofille | 2005-03-30 23:42 | books