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by angrofille
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ボクと空と麦畑

「モーヴァン」の監督、リン・ラムジーの第1作「ボクと空と麦畑」をようやく鑑賞。
タイトルからすると無邪気な少年のヒューマンドラマみたいだが、
原題は「ネズミ駆除人」で内容もおおむねそんな感じなので、
「地獄の黙示録」に「ジャングルで大変」とかつけるようなものだと思う。

(あらすじ)
『ボクと空と麦畑』の時代設定は1970年代半ばのスコットランドの首都、
グラスゴー。主人公ジェイムズは低所得者地域に家族と住む12歳の少年だ。
アパートには清掃業者のストライキによってネズミとゴミが溢れている。
エリア一帯の雰囲気はすさみ、汚れた水路で溺死する少年や、
不良たちの慰み者になる少女がいたりとジェイムズを取り巻く世界はハードだ。

荒れた住宅、暗い天気、フットボールばかり見ている親父、
風呂のない家、頭には虱が湧いて、そんな主人公の唯一の
希望がこの汚いアパートから抜け出して郊外に引っ越す事。
彼の希望は最後に悲しいかたちで叶えられるのですが。。
という悲惨な話。

リン・ラムジーは数少ない女性監督。
おおげさでなく、非常にクールにドラマを作る、良心にあふれた
素晴らしい監督だと思う。

☆4つ。
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by angrofille | 2005-12-07 14:30 | 映画