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by angrofille
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コーヒー&シガレッツ(2003 アメリカ)

ジム・ジャームッシュのコーヒー&シガレッツを(いまごろ)鑑賞。

コーヒーと煙草を手に過ごす、いまごろどこのダイナーでも行われている
何気ないけどひとくせある会話集。ジャームッシュが86年から撮りためた
おいしい小品集。イギーポップのエピソードでは短編映画賞も受賞。
バラエティに富みまくっている豪華出演陣も話題に。

以下出演者
ロベルト・ベニーニ(イタリア野郎)
スティーヴ・ブシェミ(いやーほんといい味)
イギー・ポップ(がっごいい)
トム・ウェイツ(「この脚本のどこが面白いんだ?」とキレていたそうです。概ね同 意)
ヴィニー・ヴェラ(いい味)
ルネ・フレンチ(ビュリホー 銃のカタログ読んでるのが笑える)
ケイト・ブランシェット(全然二役だって気づかなかった!!すごい!!)
メグ・ホワイト(ブスかわいいってこういうことか?)
ジャック・ホワイト(痩せればハンサムなのになあ)
アルフレッド・モリナ(ブラジル野郎)
スティーヴ・クーガン(この人大好きです。イギリス人って嫌味なものと認識されているのかしら)
GZA(ジャザって読むのね。ギャザだと思ってた)
RZA(youtherockみたいだなあ、、って逆ですか) 
ビル・マーレイ(つくづく最高)
ビル・ライス(いぶし銀)
テイラー・ミード(もはや即神仏。ステキすぎて惚れた)

先日深夜テレビで「ナイト・オン・ザ・プラネット」を10年ぶりに
見たのですが、昔はつまらん映画だと思っていたのに今みると
むちゃくちゃ面白かった。ナイト〜も会話集のオムニバスですが、
コーヒー〜はアメリカンコーヒーみたいに軽くてサンドウィッチ
みたいにつまめる映画。

人によって好きなエピソードは違うと思うのですが(それがまたこの
映画のいいところ)、私が一番好きだったのは最後のエピソード。
よぼよぼの老人二人が地下で人生をまずいコーヒー片手に懐かしむ。
頭の中で聞こえるマーラーの曲に「この世で一番悲しい曲だ」と耳を澄まし、
「このコーヒーで人生に乾杯しよう。リッチで有名なひとたちが、シャンパンで
祝福するようにね。」と言うのです。かなりぐっときました。

またものすごく画面が美しい。彼の映画は白黒の画面を美しく構成する術に
非常に長けている。なんだかすごくキラキラしている。ライティングも絶妙
なんでしょうか。上からのショットも、人物を映すショットも完璧に美しい。

わたしも喫茶店などでぐだぐだするのが非常に好きで、フレッシュネスバーガーや
ロイホやびっくりドンキーでしょうもない会話をするのが人生の喜びなのです。
誰かを呼び出して、話をしたくなるステキな映画でした。

☆4.3つ
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by angrofille | 2006-01-11 22:46 | 映画