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by angrofille
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チューブテイルズ (1999年イギリス)

Tube Tales
こちらはプロデューサーのインタビュー

ロンドンの地下鉄“チューブ”を舞台にした9話のオムニバスドラマ。
脚本はロンドンのぴあことtimeoutで公募され、9人の監督が気に入った脚本を
撮った。junkoちゃんの好きなユアン・マクレガー(いや、私も好きだ)、
ジュード・ロウというuk映画スターが初めてメガホンを取ったことでも話題に。

99年なので電車がますますぼろぼろ!!
88分しかないのに9話もあるのでよっぽど散漫なんじゃないかと
思ったのですが、各作品ともけっこう出来が良く、シニカルでヒューマンドラマ
あり恋のお話ありチンピラの話ありでイギリス映画のエッセンスがつまっている
かんじ。すらすらと見る事ができます。

ユアン・マクレガーのエピソード『BONE』が良い出来で、
地下鉄の窓口で見かけた定期券の写真の女に恋をしたトロンボーン
奏者が主人公。一目写真を見ただけなのに彼の妄想はどんどん膨らんでいき、
地下鉄の中でメロディを考えながら歩いているうちに彼女の幻覚が
メロディの断片とともに現れるようになってしまう。ある日また現れた
幻の彼女。でも今回は幻覚じゃない、、?!と彼が悟った瞬間、彼の中で
メロディが立ち現れるのです。いい演出だと思いました。ユアンはハンサム
なだけじゃないんだな、、

同じく大ハンサムのジュードロウ作品は、妹が「JTのCMみたいだね、、」
とつぶやいたとおり、俳優が映画とるとこうだよねという非常に勿体ぶった
感じの作品でした。

すごくよかったエピソード「STEAL AWAY」の監督はちかごろ話題のドラマ、
デスパレートな妻たちも監督しているチャールズ・マクドゥガル。
幻想的なローズバッド、伝統的ワーキングクラスエピソードパパは嘘つきなど、
他のエピソードも粒ぞろい。

地下鉄の中ではなんの関係もない人たちが一瞬だけ同じ時間と空間を共有し、
自分の目的地がくればまたバラバラになって行きます。イギリス映画だけあって(?)
そういう「結局みんな他人なんだよね」という諦念が流れているところがまた
たまらないですね〜〜。ロンドンの地下鉄では知らない人でも
普通に「何あれ?」とか話かけられたりしたのですが、そういうのっていいよなあ。
死んだらチューブに乗って天国?に行きたい。
Mind the gap,please.

☆3.8つ

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by angrofille | 2006-01-17 22:21 | 映画