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by angrofille
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ゲド戦記(2006 Japan)

ル=グウィンの名作ファンタジー『ゲド戦記』をスタジオジブリが映画化した長編アニメーション。巨匠・宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗の第一回監督作品。声の出演は主人公アレン役に岡田准一、ヒロインのテルー役には新人・手嶌葵。

なんですけどね、
おすぎをはじめ
もんのすごく評判の悪い映画です。

そんなひどい評判とは知らず、ユカちゃんが「なんかひどいらしいよ〜!」
って言ってたのを聞いて、「そうか〜ジブリがねえ」と言いつつ見てきましたが
いやはやまったく史上最低最悪でした。

この映画では何も起こらないんですね。ドラマ性というものが全くないんです。
これは驚きました。環境映画なら美しい風景を流していればまあ成立するでしょう。
しかしこれはファンタジーのアニメーションであって、観客はめくるめくドラマを
待っているのです。
その舞台で
・この舞台がどういうところなのかも説明なし
でいきなり
・王様ころされちゃった
・登場人物の背景が全く説明されない
・あれ?主人公がおとうさんを殺した?
・主人公、特に主張なし
・台詞もなし
・しかも暗い
・やたらと畑を耕している
・やたらとご飯のシーンが多い
・で、ゲドとこの女の人はなに?
・感情移入できるキャラクター皆無
・主人公がただ歩くシーンで仕方なく盛り上がる音楽を挿入
・え?ただの背景じゃん
・画面盛り上がらないからって無理矢理エモーショナルな音楽ばっか流すなよ!!
 何にも起ってないじゃん!
・畑耕していきなり「こーころをなににたとえよおー」って歌われても、、
・この歌父が使ったらマジ大感動だよ
・なにあんた!主人公の影?
・主人公っていつ苦しんでたっけ?
・あれ?この人なんでいきなりいい人に?
・「まことの名前」って何?(原作だと大変重要らしい)
・ええ?!ヒロインが千とちひろ状態?
・その瞬間の感動といったらもう千分の1
・なんだこのエンディング
・かかわりたくないね

偉大な映画監督アルノー・デプレシャンが言っていました。
「優れた映画は、1分間に4つくらいの要素をちりばめなければならない。
例えば女の人が居る、その後ろで電話が鳴っている、このシークエンスで
観客にこの人が置かれている状況を台詞なしでも伝えられるわけです。」
で、父はやお(チェコ好き)であれば始まって5分でもうハウルが辛い境遇にいる
女の子の手をとって空を飛ぶという夢のようなシーンが作れるわけです。
しかしGOROは「ただこの場をやりすごす」ことしか考えていないので、画面では
何も起こらずなしくずし的に話が展開していくだけ。5分待っても10分まっても
しまいには2時間まっても画面では何も起こらない。背景とかはきれいですよ、
ジブリですから。まさしく「カーネギーホールでボストンフィルをバックにジャイアン
リサイタル」といったかんじです。

父はやお(チェコ好き)はこの映画の試写で、上映一時間で席を立ち、その後
3日間たってからようやく「素直な作品だった」というコメントを発表したとか。

別になにつくったっていいけどさ、これって世界50カ国で上映されるんでしょ?
これちょっとやばいよ。ナウシカでもののけで千とちひろでジブリが、それどころか
トヨタがホンダがソニーががんばってがんばって築きあげた「ちゃんと仕事する日本」
が崩されるかもしれない。吾郎さん、そのへんわかってるんでしょうね??

で、
こちらの考察で膝うちました。
b0046664_034650.jpg

鈴木P  

3歳のこどもが見ても駄作だとわかるこの作品をなぜスタジオジブリが世に出した
のか?通常であれば会社がつぶれても隠匿したいような作品を世界に出すのか?
オ○ムの洗脳アニメのようなクオリティのこの作品を1800円かけて見せるという
戦略を、我々はいいかげん気づかなければならないのだ。ってずいぶん高い授業料
ではある。

☆0 ゼロ です。
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by angrofille | 2006-08-11 00:04 | 映画