映画日記など メールいただけるとよろこびます angrofille@excite.co.jp


by angrofille
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

Squarepusher Hello Everything

バカテク・ベースと緻密なプログラミングが織り成す独自のサウンドで、リチャード・D・ジェイムスと並びシーンに衝撃を与え続ける異才=トム・ジェンキンソンのスクエアプッシャーが前作『Ultravisitor』以来3年ぶりとなるニュー・アルバム『Hello Everything』を10月16日にリリース

ねえさん事件です。
ということでこのアルバムがすんばらしい。
特に4曲目のPlanetarium。
彼らしい高速ドリルンベースですが以前の作品と比べても音の広がり、スケール感など
遥か遠くまで進歩してます。
この曲はテクノであり、プログレであり、ドラムンベースであり、音響であり、
現代音楽であり、ストーリーを持ち、同時にすべてから解き放たれている。
よく才能のないミュージシャンが「俺たちはジャンルにしばられたくない」といって
ますね。どのジャンルにおいても失格という点ではその通りです。
また、ある程度の評価を受けたミュージシャンが一線を離れて家にこもり、
新しい音楽を聞かなくなって自家中毒みたいな音楽をつくることがあります。
誰とは言いません。こんどひさしぶりのアルバムを出すあの人なんていいません。
スクエアプッシャーの音楽にも密室性、人里離れてる性、人の音楽聞かない性を
感じますが、彼の脳の中では宇宙より広い広がりが起っているということが彼の
音楽から感じられます。我々(わたしだけか)は彼の存在を感じることができ、
その才能に包まれている幸福感すらこのアルバムを聞いて感じます。この音が
イギリスの片田舎の星空のもとで作られていることに感動してしまいました。
彼はブライアン・ウィルソンの「聞いている人が音楽に愛されているということを
感じられる音を作りたい」という発言にとても触発されたそうです。よくわかる。
本当に希有な存在です。蛇足ですが、ジャケはたいへんテリブルです。motttainai!

こちらで試聴できます
b0046664_0232622.jpg

[PR]
by angrofille | 2006-10-25 00:23 | music