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by angrofille
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年 アメリカ)

マイケル・ムーア、サウスパークなど社会派ブラックコメディ好きのあいだで話題沸騰!
世界一過激でバチあたりなドキュメンタリー、ボラットが日本でも遂に公開されました!

これはカザフスタン人ジャーナリスト、ボラットが作成したドキュメンタリー映画。
ボラットはカザフスタンの貧しい村に国でNO4売春婦の妹とどう見ても老婆の42歳の
母親、そして化け物みたいな嫁とほったて小屋に住んでいる。
カザフスタンは男尊女卑。女は男より脳みそが少ないので人権はなく、挨拶もする必要
がない。また、ユダヤ人を悪魔だと思っており、ユダヤ人のハリボテをボコボコにする祭
りも行われている。

カザフスタンのTVレポーターであるボラットは、ある日カザフスタン情報省(架空の政
府機関)の依頼で米国に飛び、複数のアメリカ人にインタビューをし、その経過をドキュ
メンタリー化するという任務につく。

カザフスタン人はエレベーターを見た事がないので、ホテルのエレベーターで「ここは
いい部屋デスねー」と荷解きを初めるボラット。そんな中、ホテルのテレビで見た「ベ
イ・ウォッチ」のパメラ・アンダーソンに一目惚れ。「この女のバージンをゲットしたい!」
(ないない!)と思い込んだボラットは止まらない。

フェミニストのババアへのインタビューでパメラがカリフォルニアにいるらしいという情報
を得て、ディーラーで「ビッチが磁石みたいに吸い付いてきて、ジプシー殺せる車ある?」
と聞いたが予算の都合でぽんこつのアイスクリームカーを700ドルで購入。

一路カリフォルニアに向かうボラットと超ファットなプロデューサー、アザマット。
途中とっくみあいの喧嘩(おもいっきり全裸でベッドの上を転げ回っているので、ゲイポ
ルノにしか見えません)をしたりしながら適当にインタビューをはさみつつ西に向かう。
止まった宿がいきなり親切なユダヤ人の経営するB&Bで、お札をばらまいて悪霊退散
するボラット。はたしてパメラのバージン(ないない)をゲットすることができるのか?!

というのがだいたいのあらすじです。下品な言葉ばかりですみません。でも本編は
この50倍くらい下品です。ブラックというよりはだいぶお下劣ギャグ満載でした。
さすがに私も引いた。

ひとつだけ笑えなかったシーンがあって、それはボラットがキリスト教原理主義の
ミサに参加するシーン。「人間は猿から進化したんじゃない!」と叫ぶ司祭、熱狂して
トランス状態の観衆。上院議員とか最高裁判事とかまでスピーチして「ジーザス最高!」
なんて言ってるんですよ!これは怖い。

これはもちろんほんとにドキュメンタリーじゃなくて、ボラットを演じているのはユダヤ人系
イギリス人のコメディアン サシャ・バロン・コーエン。彼の過激な言動にだまされた保守的
アメリカ人をあざ笑うのがこの映画のほんとうの目的です。カザフスタンもぜんぜん関係なし。
だって彼のあいさつ「ヤシュケマーシュ!」はじつはブルガリア語!
パメラはこの映画がきっかけで男と別れ(なんで、、?)、訴訟もたくさん起こってるそうです。

とりあえずデートには絶対見ないほうがいいでしょう。お友達を誘うにもためらわれる、
そんな映画です。でも冒頭の作品が好きな方(わたしとか)なら必見!

ちなみにテーマソングはルーマニアの世界最高峰のロマバンド、ファンファーレ・
チカーリアがやってます!やっぱりカザフスタン関係ない!

☆3.6つ

wikiに詳しくのってます

興味をもったきっかけの町山さんの記事

「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by angrofille | 2007-06-07 00:26 | 映画