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by angrofille
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「ボルベール<帰郷>」(2006年 スペイン)

『オール・アバウト・マイ・マザー』『トークトゥハー』に続く女3部作完結編!!
女を描かせたら天下一品のスペインが誇る偉大なオネエ監督ペドロ・アルモドバル様の
最新作「ボルベール<帰郷>」。

10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と
15歳の娘パウラ(ヨアンナ・コバ)のために日々忙しく働いていた。ある日、火事で
死んだはずの母親が生きているといううわさを耳にする。そんな中、肉体関係を
迫ってきた父親を、パウラが殺害してしまうトラブルが発生し……。 (シネマトゥデイ) 

とにかくペネロペ・クルスが美しすぎる。ソフィア・ローレンの再来と言われるのも納得。
アルモドバル監督は緻密な画面構成と奇跡的に美しい色使いが特徴。
この「ボルベール<帰郷>」でも2時間ずっと美しい画面に酔うことができます。
公開前から話題だった、ペネロペがジプシーの歌を歌うところは本当に映画的な美しい
瞬間です。

驚かされるのが、スペインの田舎に住む女たちの濃密な生き様。近所の人に会えば
熱烈にキスをして、誰かが死ねば村中が参列して黒い扇子を蝶のように死者の周りで
はためかせる。人と人が向き合って生きている感じがしました。
見終わった後、登場人物がまるで親戚のような気がするくらい生々しいです。

話は過激ですが、あまりドラマチックではなく淡々と描かれて行きます。
ドロドロ劇を期待する人には退屈かもしれませんが、割と対人恐怖症のわたしも
人とぶつかりあって濃密な人生を送りたいと思わせてくれる映画でした。

☆3.8つ
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by angrofille | 2007-07-14 03:13 | 映画