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by angrofille
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カテゴリ:映画( 97 )

こんなに怖い映画を見た事がない

スティーブン・スピルバーグ監督による、SFパニック映画「宇宙戦争」。
SFはあまりなじみがないので華麗にスルーしていたんですが、
なんだかハスミンがえらくほめていたような記憶をふとビデオ屋で
思い出したのでDVDで見てみました。

そしたら、SFがどうこうという以前に生理的に怖いのなんのって!!!!
怖いよ!!なにこれ!こんなに怖い思いさせないでよ!!
スピルバーグってドSに違いないわ!!しにそう!もうやめて!!
と息も絶え絶え。

あらすじは、離婚した妻に引き取られた息子ジャスティン・チャットウィンと
娘ダコタ・ファニング の面倒を1日だけ見る事になったトムクルーズ。
ダコタ・ファニングは序盤スゲーえらそうな命令口調の演技で、ふるえあがるほどの
イラつきを与えてくれた。

トムはしがない労働者だが、妻は金持ちと再婚して、再婚相手の子供が
お腹のなかにいる。子供たちも再婚相手になついているようで、トム立場なし。
子供の面倒を見る時も、ご飯も用意してあげないし「オレ寝るから!」みたいな
かんじでほったらかし。

ところが平和なはずの自分の街に突然暗雲が立ちこめ、すさまじい雷が!そして雷の後に
現れた謎の宇宙怪獣みたいなトライポッドが、人をビームで凍結粉砕しはじめちゃった!
電気も電話もつながらないし、車も動かない! どうすんのこれ!

「ママに会いたい!」となきわめくうるさい娘と「オレも戦いたい!」と軍隊に
捨て身で志願したがるキレ気味の息子。
やっと動いた車は暴徒にのっとられるし、怪獣は人間を殺すどころか血を吸い上げ
はじめて、もう打つ手ないよ!しぬー!しんじゃう!!

それでどうなっちゃうのか、ぜひ見てたしかめてみてください。

ネットではすこぶる不評で、「トムクルーズが戦わない」とか「ストーリーがない」とか
たたかれているようです。そんなたたいている方に聞きたいのは、「じゃあ君はいきなり
血を吸う宇宙怪獣が家の上に現れたらどうするのか?」という事ですよ。巨大な宇宙
怪獣と戦えるのか?家には包丁くらいしかないくせに!
そんなにオチとストーリーが欲しいなら落語でも聞けばいいじゃないか!

ラストシーンがまた報われない感じで切ない。特撮も文句なし。

この作品ではスピルバーグ先生の、・素晴しい特撮 ・残虐なシーン ・執拗すぎる追われる感
など、心臓に悪い状況がふんだんに楽しめます。得にマゾッ気のあるかたにおすすめです。

この映画が嫌いだった人は、タイタニックやアルマゲドン等を見て気をとりなおして
くれればいいと思う。

☆4.2つ
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by angrofille | 2007-04-15 02:47 | 映画
負け犬女子の妄想の実写化。

恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する“ホーム・エクスチェンジ”を試み、人生を開花させていくラブストーリー。主演は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのキャメロン・ディアスと『タイタニック』のケイト・ウィンスレット。彼女たちがそれぞれ恋に落ちる男性をジュード・ロウとジャック・ブラックが演じる。監督は『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。

ということですけど、冒頭に申し上げたとおりこれは結婚とか安定とか運命の出会いとか
を熱望するタイプの独身女性(負け犬と呼ばれます)の夢見る物語をそのまま
画面に起こした感じですね。
お話的にはかなりご都合主義でございまして、つじつまの合わないところも多く、
もともとこういうのってストーリー云々で評価するべき映画ではないんですよね。

この監督は1949年生まれなので58歳ですか、まあその還暦手前のおばちゃん趣味が
爆発してまして、「コッツウォルズって素敵な村ね♡」「ジャックブラック使ったら面白いわ
よね♡」みたいななんとも短絡的なストーリー。

成功して独立した女キャメロンとプレイボーイのジュード・ロウ、3年も片思いするケイト
ウィンスレットと映画音楽家のジャックブラックがそれぞれ地球の裏側で出会って惹かれ
合うという、もうこれだけで2時間。こんな話30分で納めろよ!みたいな。

というか負け犬女性の考えるシンデレラストーリーみたいな、なんかぜんぜん映画らしい
ぶっとんだ発想がなくてはんぱに現実的な感じが身につまされて(じっさいこんなだったら
最高じゃないかとか思って)、そんな自分を顧みるのがつらい。←大丈夫ですか?

構成ももっとスピーディに工夫すれば面白いと思うんだけど、それぞれを適当な尺で
交互に流すだけなのでけっこう飽きる。

でもこの映画のいいところは、
・コッツウォルズのうつくしい村
・ジュード・ロウの男前っぷり(増毛疑惑あり)
が楽しめること。

それが見たい人は見たほうがいいですが、ロマンチックなジャックブラックに
ドン引きしたくない人はいかないほうがいいとおもいます。

しかしこういうの見ていっつも思うんだけど、なんかキャメロンとか部屋で一人に
なるとワイン片手にロックを流して大声で歌い踊ったり、ベッドのなかで暴れたり
してるでしょう。
これって女子の素顔を描いてるってこと?
女の人って一人になるとこうやって暴れたり歌ったりしてるのか?ほんとにしてるのか?
ちなみにわたしは一日盗撮されても盗撮してるひとがつまんなくてやめちゃう
くらいおとなしくすごしています。

☆3つ
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by angrofille | 2007-03-29 01:57 | 映画
わたしが映画を見ていちばん幸せな瞬間って、自分が体験できないよ
うな世界を見せてくれて、画面の向こうにいる人物をすごく好きになって、
まるで古くから知っている友達が増えたような気持ちになれること。
この映画は、まさにそんな映画の醍醐味を味わえる素晴しい作品です。

オフィシャル

時は60年代。
60歳すぎのニュージーランドのじいさん、バート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)。
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© Magnolia Pictures
昔からスピード狂で、40年前に出会った「インディアン」というバイクに惚れ込んで、
今風のバイクには目もくれず自宅のガレージ(というか貧乏なのでガレージが自宅)
でカスタマイズしつづけている。
騒音で近所に迷惑がられ、隣に住む子供だけが彼の味方。
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© Magnolia Pictures

じいさんの夢は地球の裏側にあるアメリカのボンヌヴィル塩平原で行われる
バイクレースの世界大会に出場すること。↓ここね
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© Magnolia Pictures
しかし60年代に外国に行くのは大変なこと。
お金もないしコネもない。大会が迫っても自慢のマシンはカーブを曲がれず地元の
ヤンキーとのバイクレースにも負けるし、果たしてアメリカの地を踏めるかもあやしくなって、、
というあらすじ。

逆境におかれてもいつも礼儀とユーモアを忘れず、ひたすら夢に向かって突き進む
バート・マンローは誰もが声援を送りたくなってしまうはず。出てくる人がみんな
いい人で、実話らしけどおとぎ話のよう。
主人公がレーサーの「ストレイト・ストーリー」ってかんじでしょうか。
彼の人柄に触れて、見終わった後心があたたかくなってしまう作品でした。
こんなにわくわくさせてくれる映画は久しくなかった!まわりのお客さんも笑顔だった気
がします。友人と恋人と家族と、誰とみても楽しい映画です。

☆4つ
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by angrofille | 2007-03-25 00:48 | 映画
「アメリ」のプロデューサーによる、ガス・ヴァン・サント、コーエン兄弟、
オリヴィエ・アサイヤスなど名だたる監督たちがパリを舞台に一人5分で
「愛」をテーマにした作品を撮るという超豪華なオムニバス!

それぞれのストーリー等はこちらに詳しく載っています

なかでもわたしのお気に入りは次の4作品。

ガス・ヴァン・サント「マレ地区」
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最近なにを撮ってもすごいガス・ヴァン・サントはやっぱりすごかった。
パリでもっともゲイが多いというマレ地区のギャラリーに来たアメリカ人の通訳がギャラリーで
働く男の子をひたすら口説いている。相手の男の子はすごく無口でミステリアス。ますます
ヒートアップした通訳の子は電話番号を渡して帰るけど、通じているんだかいないんだか、、。
「ラストデイズ」でも描かれた、人と人とのコミュニケーションが断絶されている感じ、とんでも
なく美しいカメラワーク、鮮烈なラストシーンでこれまたしぬほどいい作品!!ガス・ヴァン・サン
トはやっぱりスゲー!!

ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン「チュイルリー」
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コーエン兄弟も見事としかいいようがない。
メトロのチュイルリー駅に座るアメリカ人観光客のスティーブ・ブシェミ。ホームの向かいで
チューチューしてる熱いカップルと目が合ったばっかりにトラブルに巻き込まれる。ずぶずぶと
理不尽な状況に巻き込まれ系というのはコーエン兄弟の最も得意とするところだと個人的に思
うのだが、それを5分でやってのけるのが凄い。

シルヴァン・ショメ 「エッフェル塔」
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監督初の実写によるもの。「ベルヴィル・ランデブー」でもアニメながら登場人物の素晴しい
動きや流れるようなストーリーに魅了されたけれど、この実写の作品ではまさに宮崎アニメが
実写で動いてる!ような素晴しい出来だった。
ストーリーは孤独に暮らすパントマイマー(なんと「リトル・ブリテン」のポール!!←どこにでてる
人?)が結婚相手と出会うまで。パントマイマーだけに、彼が飼う猫も駐禁をきられた車も
カフェで飲むコーヒーもぜんぶパントマイム。彼の後ろにはいつも大きなエッフェル塔が見えて
いるのがにくい。たった5分だけど「アメリ」を超えたかも!幸福感にあふれたすばらしい作品です。


アレクサンダー・ペイン 「14区」
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「アバウト・シュミット」の監督アレクサンダー・ペインによる作品がこの映画のトリ。
中年のアメリカ人観光客が、「ちょっとした冒険」でパリに一人旅にやってくる。きままに街を歩
いて、フランス語で会話に挑戦してみたりしていい気分(思いっきり英語で返されたけど)。アバ
ンチュールを期待する年でもないし、私は自立した女だけどモンパルナスタワーの上で素敵
な景色を見たときに、「きれいな景色ね」と言う人が隣にいないのはちょっと寂しいなと思ったり
する。彼女は水色のダサいポロシャツとおなかの肉がのっかったウエストポーチ姿で公園の
ベンチに座って、サンドイッチを食べながら突然こころに変化が起こる、、
と、これだ!!!これこそが旅ですよ!!と絶叫!そして号泣!!一人旅した人ならきっと誰でもこん
な経験があるはずだ。

このおばちゃん(ミリオンダラーベイビーで意地悪なおかあさんだった人?)がすごくダサイ姿で
石畳の街を楚々とおさんぽする姿に自分がだぶる。これはすべてのひとり旅ナイーブ派のには
ぜひ見ていただきたい作品だ。


<ここから悪口です>
日本代表、諏訪監督の作品はジュリエット・ビノシュが主演。
冒頭から「ママ、カウボーイはいるんだよ、、」と「息子を亡くした母という設定を伝えたい台詞」
をビノシュが一人でつぶやいているのがおしつけがましくてうざい。
パリの気候とは大違いの、かなり湿度の高い作品だ。
クライマックスだという「パリの街にカウボーイが現れる」というシーンも、引いているのでカウ
ボーイなんだか全然わからない。てっきり警官だと思った。馬に
乗った警官はもちろんぜんぜん珍しくない。
ビノシュがもうすっかりマダムになられてしまったこともあり、たくあん味のフランスパンみたい
な作品だった。直後のアサイヤスを見て、「さすがフランス人をぜいたくに使っているな、、」
みたいな。なんかすごいフランスコンプレックスに満ちあふれてた気がするんですよね。
これは単独作も不安です(大きなお世話)。

クリストファー・ドイルの監督作はボケ老人もしくは寺山修司のくるってないやつみたいな妄想
系だったのでだまって撮影だけしていてくれないかと思った。

<ここまで悪口です>

ほかの作品も、アラブ系の女の子との恋や、虐げられるアフリカ系移民の悲しみなど、観光の
街だけでなくパリの社会的な側面が描かれるいい作品もあります。「モーターサイクル・ダイア
リー」のウォルター・サレスの労働者の女の子の話もよかった。
18作品もあるので、映画の流れをつくるのはすごく大変だったと思う。編集も見事だった。

これを見た後、思い出されるのはヒッサと行ったパリあちらこちら、、やはり未曾有のパリ行きた
い病にかかってしまいました。愛しい街、パリ!
パリ行きたい病につける薬は、やっぱりパリに行くしかありません!おまえはわたしをくるわせる!

パリはやはり永遠のファムファタルなのです。
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☆4つ〜2.5つまで

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by angrofille | 2007-03-11 22:29 | 映画
いきなりアカデミー賞2部門獲得!バス男でおなじみの「Fox Searchlight」が最高額の契約金で配給権を獲得したという
この映画。インディ映画、ロードムービー好きには見逃せない。

美少女コンテスト優勝を夢見るオリーヴに、決勝大会出場の知らせが届く。彼女と両親、家族嫌いで無口の兄、自殺願望のある伯父、薬物中毒の祖父の6人家族は、険悪なムードのままミニバスに乗りこみ、会場へと向かう(exciteシネマより)

できたばかりの新宿バルト9でみてきた。すごくこんでた。

監督夫婦はMTV出身。とてもテンポよく物語が進んで行く。
主人公のオリーブちゃんはミスコンを目指すのにダサくてぽっちゃりで素直で
かわいいことこのうえない。アカデミー賞で助演男優賞をとったアラン・アーキンは
ヘロイン大好きのクソジジイ。出てきたとたんに夕食のチキンにむかってすさまじい
罵声をあげていて、画面に出てくるたびにおかしくてたまらない。

家族は全員もれなくダメ人間で、彼らを取り巻く状況もまだ底があったのか!
というくらい悪くなっていく。おんぼろバスは発火がこわれて、押しながらじゃないと
進めないし!(それでポスターではみんな走っているというわけ)
でも見ているうちにこのダメ家族に大変愛着がわいてしまう。優れたロードムービー
は旅をしている気分になれるというけど、この作品はまさしくそんなかんじです。

ネタバレなので言えないけど、最後のシーンでは笑いすぎて涙が出てきた、と
思ったら笑いながら泣いていた!こんな思いができる映画はめったにあるもんじゃない
です。
血がつながってても家族も人間も不完全なもの。人生でたいせつなものがなにか、
最後の最後に気づかされるような映画でした。

☆3.9つ
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でも中盤にホテルであれがあれしちゃうなんて〜!!も〜!!もったいない!!そこだけは
わたし納得いってません。あれはそのままでいいじゃんか〜!
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by angrofille | 2007-03-07 02:41 | 映画
「バットマンビギンズ」「インタビュー・ウィズ・バンパイア」などポエティックで
結局わかったようなわからないような映画を撮るニール・ジョーダン監督の作品。
主演は昨年のカンヌグランプリ、ケン・ローチ監督「麦の穂を揺らす風」主演の
アイルランド美男子キリアン・マーフィ。オフィシャル

親から捨てられた乳飲み子のパトリック(キリアン・マーフィー)は、リーアム神父(リーアム・ニーソン)に助けられブレイデン家の養子になる。美しく中性的な青年“キトゥン”へと成長したパトリックは、アイルランドの田舎町では浮いた存在だった。あるとき、自分は孤児だと知ったことで、実の母(エヴァ・バーシッスル)を探す旅に出る。

舞台はIRAが爆弾を爆発しまくってる北アイルランド。主人公キトゥンの友人も革命に
参加し、ほかの友達を爆弾テロで失うなど、すごく厳しい時代背景。「麦の穂を揺らす
風」とおなじく、英国人軍人は冷酷でひどい奴として描かれている。

が、基本的にはキトゥンが能天気なので映画のトーンは明るい。70年代衣装や
美しいイギリスの風景など見ているだけで楽しい映画。時代背景を知らずとも楽しめる。

主人公は実の母を探してロンドンに旅立つが、的のはずれた冒険ばっかりしている。
IRAの争いで悲しい事件がたくさん起こっても、キトゥンは「シリアスな話はうんざり!」
と言ってやみくもに前向きで能天気に生きようとしている。

この映画の不思議なところは、爆弾テロや実の母との再会など、普通の映画なら
大クライマックスのカタストロフィが何個も置かれているのに、大事件として扱われず
淡々と進んで行くところだ。監督はインテリだから、ドラマチックでおおげさにするのが
イヤなんだろうか?大クライマックスが淡々と描かれるので、見る人によってはとらえ
どころのない退屈な物語に思われるだろう。割と見る人を選ぶ映画だ。

「ぼくのバラ色の人生」かな?と思ったらケン・ローチみたいな社会派になって、
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」になった?と思ったら「パリ・テキサス」じゃん!
で、「サム・サフィ」かしらとおもいきやジャン=ピエール・ジュネっぽくもあるな
という。つかみどころがない。なんか役所広司ににてるおじさんだと思ったら
ブライアン・フェリーおじさままで出演してる!!超変態役で!!

最後まで見て感じたのは、これはキトゥンの「冒険記」なので、大カタストロフィは必要
ないのかもしれない。鯨にたべられたり宇宙に行ったりしても、自分がいることが
なにより大事件なのだ。そういう意味ではガーリー映画といえるかも。

☆3.55つ
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by angrofille | 2007-03-01 02:00 | 映画

マイアカデミー賞

決定!!オレのアカデミー賞!!
今日はほんもののアカデミー賞の発表で、ウェブでリアルタイムで
チェキってました。衣装賞がマリー・アントワネットだった!プラダを着た
悪魔だと思ってました。スコセッシさんは、力を抜いたリメイク作品で
監督賞、作品賞、脚色賞などアカデミー賞たしか最多の4部門を受賞し、
「オレのいままでの人生は何だったんだ」と言っているとか。

わたしも便乗して2006年のマイ・アカデミー賞をつくってみました!

作 品 賞「キングス アンド クイーン」アルノー・デプレシャン
監 督 賞ガス・ヴァン・サント「ラストデイズ」
主演男優賞トミー・リー・ジョーンズ「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」
主演女優賞ミランダ・ジュライ 「君とボクの虹色の世界(2005年 アメリカ)」
助演男優賞マチュー・アマルリック「ミュンヘン」
助演女優賞スカーレット・ヨハンソン「マッチポイント」
美術賞       マリー・アントワネット
ラジー賞     『ゲド戦記』

ってかんじかな!ぜんぜん数みてないことがばればれだね!
今年は100本くらいは見たいです。
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by angrofille | 2007-02-26 22:31 | 映画
写真家でデザイナーで映像作家、みんな大好きマイク・ミルズ大先生の初監督作サムサッカーをやっと鑑賞。こちらはUSのページ

期待どおり、素晴しく美しい映画だった。どのシーンをきりとっても
美しい写真になりそう! いつでも美しい光が登場人物を照らし、ぴったりの
露出とアングルで捉えられていてため息がでます。ヴィスコンティの映画ばりに
美しい。

アメリカの郊外の中流家庭で何不自由なく暮らす、ちょっと暗めの少年ジャス
ティンが主人公。彼の不安定な日常が描かれています。
ジャスティンは17歳になっても指しゃぶりがやめられず、母親は俳優にうつつを
ぬかすし父親はまったく頼りにならないし、ガールフレンドは変な男とくっつくし
、、薬をもらって才能を発揮しはじめたと思ったらつまづいて、、

うっかりガーリー映画かと思っていたのですが、家族関係(マザコンについて?)
と十代の少年の心が大きなテーマ。ドラッグ問題も重要なファクターです。
最後に母親の本音が出るシーンでは涙ぐんでしまいました。ティルダ・スウィントンは
ほんとにいい。どんでんがえし?のラストシーンも最高!

マイクミルズ、やったなあ。ちょっと甘いかもしれないけど、アメリカの家族が
ちゃんと描けてるよ!スゲー!

かえすがえすもスクリーンでみたかった。上映時、ヒッサと見に行こうと約束して
いたのに仕事が忙しいとかいって結局いけなかったんです(最低)。縁を切らない
でくれたひさえちゃん、ありがとう、、

☆4つ
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by angrofille | 2007-02-24 00:23 | 映画
新ボンドのダニエル・クレイグ主演のスタイリッシュ・英国ギャング映画。
レイヤー・ケーキは社会階層のこと。
ロックストック〜をモロ期待して見てみましたが、いまいちストーリーに
吸引力がなく、映像もきれいでまあテンポはいいけどキレがないんですよね、、
キャラクターも花がないし。ガイ・リッチーの偉大さを思い知りました。

でもこの映画のいいところは、ロンドンの景色がたくさん見れること。
キングスクロスからカナリーワーフまで!
個人的にいちばん燃えたのは、さいきん気になって調べていた
「Greasyspoon」(脂ぎったスプーン、労働者用のダイナーのこと)
に乗ってたpimlicoにある老舗Greasyspoonがでてきたこと!内装もすごくかわいかった。
日本(いや、仙台か)でいうとはんだやみたいなものですかねえ。

ロンドンの景色を見たい人、ギャングものならなんでも好きな人にお勧め。
あとDVDの特典が充実してて、ストーリーボード(すごく上手)が見れるので
映画を勉強したい人にもおすすめです。

☆3つ
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これがうわさのgreasy spoonだ!
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by angrofille | 2007-02-20 00:14 | 映画
六本木ヒルズのヴァージンシネマで、かおりさん&ヒッサと
やっとマリーアントワネットを見た!見ました!!由夏姫、がまん
できなくてすみません!!

行く前に入ったヒルズのガレット屋が激しく不味くて意識を
失いかけたのですが、かおりさんが買ってきてくれたエルメの
マカロンでご機嫌がなおって一安心。

もうしょっぱなからギャングオブフォーにのって馬車が走るから!

内容はマリーの名を借りた青春映画というかんじで、舞台は昔でも
とても現代風。クラブ(舞踏会)帰りの朝の道が輝いてみえるとか、
飲み(自分の城でのパーティ)帰りに友達と朝日を見て感動するとか、
恋をしてその人のことをにやにやしながら考えてるとか(不倫だけど)、
青春の輝きが見事に切り取られていました。
それをかわいいドレスとかお菓子とかお城とかでやってるので、キャーって
なっちゃうのね。
唐突に終わるラストシーンは、あんま評判よくないんですがわたくしは
「ああ、今少女の青春が終わったんだ、、!!」と思ってちょっとじんときて
しまいました。王女でも平民でもだれもの青春はいつか終わるのよね〜

歴史ものにも関わらず、あんまドラマチックなとこもなく淡々と進んでいくので
マリーに迫ろうと思ってみると肩すかしくらうかも。

※昨年から楽しみにしていたマチュー・アマルリック(私のケータイの待ち受け
画面のひと)登場シーンは、時代劇衣装ですごく太ってみえたし台詞は
「おたくの奥さんの花びらが、、」とかいうセクハラ発言だけで大ショック!!
わたくし的にはフェルゼン的王子様くらいを想像していたので落ち込みました。

☆3.9つ
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by angrofille | 2007-02-04 23:29 | 映画