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by angrofille
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カテゴリ:music( 44 )

いわゆるオルタナカントリーって手をつけたことがなくてなんとなく敬遠
していたのですが、ジャケにひかれてきいてみたこれが非常に素敵だった。
ライロカイリーというオルタナカントリー界ではビッグなLAの「ライロ・カイリー」
のボーカルジェニールイスちゃんのソロ作品。
アコースティックなサウンドで、ポップスとカントリーとフォークのまじったすごく
良い曲ばっかり。ジェニーちゃんのちょっとハスキーでキュートな歌声がもの
すごく良い。ちょっとクロディーヌロンジェみたいなとこもあって、いいなあ〜
ジェニーちゃんは元子役だったらしい。売れっ子子役からオルタナカントリーシンガーへ。
華麗すぎる転身だ。いったい何があったんだろう。
世界一面白いフリーペーパー「VICE」でも10点がついていたので、信頼して
いいと思うよ。
こんなアルバム聞きながら晴れた山とかドライブしたら幸福すぎて死ぬと思う。
GWだしおすすめだ。(と家のなかでひとりキーボードに入力)
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by angrofille | 2006-04-30 11:16 | music

Nerina Pallot

Nerina Pallotという女性シンガーソングライターのビデオクリップが非常におもしろい。

こちらから見れます(Quicktime)

どこにでもあるスーパーで買い物する人たちのいつもの光景。ところが
いつのまにか人々は手に武器をとり(といってもスーパーのなかのセロリとか
パンとか)、理由のない争いを始める、、

というとてもユニークな作品。パンを手榴弾よろしくくいちぎって投げるブッチャーの
おやじ、ミューズリーの袋で作った塹壕に投げ込まれるパイナップルの爆弾、
争う人たちのあいだにジャンヌダルクのようにたちはだかり、トマトの血を体中にうけて
倒れるNerina Pallot。戦争ってほんとにナンセンスだよなあ、、

サイトを見ると、どうやらRockhard Filmsというチームのmarcさんがつくったヴィデオ
のようだ。この人バックストリートボーイズに80年代のメタルのかっこうをさせて
インチキツアー映像クリップをつくった人なんですね。このクリップも最高に最悪で
最高ですごく好きでした。
ここまで面白くしてくれとは誰も頼んでいないのにこれだけ面白いものを作るのは
すごいと思う。難を言うと、彼女はアップより引いた映像のほうがかわいい。
アメリカっぽいヴィデオなのでNerina Pallotはアメリカ人かと思ったらイギリス人なのね。

「人間殺戮兵器の17歳の男の子 みんな戦争に行く 何と戦うのかも
わかっていないのに  愛がドラッグだっていうなら わたしは完全にシラフよ
歌が希望だなんて そんなのとっくに終わってる 信念なんてどうやって持てばいいの
その信念が罪だったとしたら  神が隣にいるっていうなら そいつはきっとジョーカーよ
仕事でいねむりしてる間に こどもたちがたおれていく 私は死にたくない」
歌詞を見るとたしかにイギリス人っぽい気がする。こういう女子、好きだナア☆

曲もジュリアナ・ハットフィールドみたいでとてもいい。
明日かってこよー
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by angrofille | 2006-04-05 23:35 | music

Plat Du Jour

さいきんおいしいものの事しか考えていないわたしにうってつけの
素晴しいアルバムを聴いた。
Radio Boy、Herbert、Doctor Rockitといった名義を使い分け、
グローバリゼーションを憎む本気でクリエイティブなアーティスト
マシュー・ハーバートが昨年出した「Plat du jour」である。
彼が「食」に関する2年のリサーチと半年間のレコーディングをかけて
生み出したこの作品。
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卵を割ってかきまぜる音、コーヒーの煙の音、りんごをかじる音。
食べ物の音をサンプリングしたというふしぎなおとぎばなしのような音が
美しいメロディで全編にわたって鳴らされる。いままで聞いてきたどのサンプリ
ングの音よりも不可解で有機的な音なのは、やはり食べ物の音だから
かしら?ただ変な音を使っているだけではノイズになってしまうけど、マシュー・
ハーバートが図抜けているのはそれを美しくポップな音楽に仕上げてしまうところだ。
彼のライブではマクドナルドのハンバーガーをマイクの前で潰した音を演奏したり
すると聞いて昔びっくりしたのを思い出した。
ハーバートが伝えようとしている事は、口だけLOHASがはびこる偽善日本ではリアル
じゃないかもしれないけど、こんなにきれいな音楽にされたらみんな何かしら考えさせ
られちゃうかも。そういうことが出来る音楽というのは凄いものだ。

ちなみにこの美しいジャケットの色は、合成着色料の色らしい。怖い。イギリスでは
北欧や日本、アメリカでさえも禁止になっている合成着色料がガンガン使われているそうな。
こちらに
今回のプロジェクトの全貌が乗っているので、ぜひみてみてください。

フランスのジャムとかイギリスのクッキーとかスペインのハムとかきゃあきゃあ喜んで
買っているわたしが言ってもなんの説得力もないけど、グローバリゼーションってやだよな。
西荻のスーパーになんでニュージーランドから来たりんごが必要なのか?メキシコから
来たブロッコリが必要なのか?考えてみるとすごく気持ち悪い。しかもそれが200円たらず
で買えるというのはどう考えてもおかしい。その裏側を覗いてみようというきっかけに
このアルバムがなればこんなにすばらしいことはないと思う。音楽ってやっぱすごいな。
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by angrofille | 2006-03-27 22:01 | music

KRAFTY

KRAFTY  (NEW ORDER)
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夜明けに起きる人たちがいる
仕事に遅れないで行くために
車のシートに座って ひたすら仕事場へ車を走らせる

毎日の食いぶちを稼ぐためにはそれをするしかないんだ
それが僕たちの生きている世界のしくみってやつなんだから

でも、そこは君が行きたかったところなの?
それは君がほんとにしたかったことなの?

もう一日だけ僕にくれないか?
もう一晩だけ僕にくれないか?
もう一回だけチャンスが欲しいんだ
今度こそ、うまくやって見せるからさ

二度と言わないから聞いて
君に気づかせてあげる
僕は君の心を変えさせるからね
そしたら僕は君を行かせたりしない

君は「こうあるべきだった人生」のほうに行かなくちゃいけないんだ
木々の下からのぞいて見える星とか、そういうものにね
世界には内側の世界とテレビのなかの向こう側の世界というものがあって、
まあそんなものは気にしてないと思うけど
やつらの暴力とか戦争とか殺し合いとか
ぜんぶ2フィートのテレビの中におさまってること

でも一歩その外に出てごらん、世界はなんて美しいところなんだろう
山があって湖があって、そして人間たちがいる
この 世界

そう、これが君の行きたかったところ
そう、これが君のしたかったこと

もう一日だけ僕にくれないか?
もう一晩だけ僕にくれないか?
僕には2回目のチャンスってやつが必要なんだよ
今度こそうまくやってみせるから

最後に言うよ、君に教えてあげなくちゃ
あと一晩だけ僕におくれ
あとできればその昼間も僕におくれ
たぶん今度はうまくやれるから

今度こそほんとうに最後に言うよ
ぜったい君に気づかせてあげなくちゃいけないんだ
もし僕が君の心を変えさせることができたら
僕はぜったいに君を行かせたりしないから

年を取るとニューオーダーが知覚過敏の歯のように本気でこころにしみる。
願わくばこういう歌をテスコで買ったクリスピークレームのドーナツかじりながら
PGのんでイーストエンダーズとか見つつききたいものである。
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by angrofille | 2006-03-17 00:20 | music

house music lover

3chairs

ああもうこれ一年半前に出た音源なんだなあ。でもこれがわたしのいままでの
ハウス人生(浅い)において最も重要なアルバムであることに変わりはない。

このアルバムはほんとうに真っ黒で、真っ黒というのが何かといえばアフリカン・
アメリカンの怨念としか言いようがないのだけど、この作品において何が
スペシャルかといえばそれはこのアルバムを通してこのドープすぎる音像が
まるで隣のフロアで鳴っている音のような、『なんか隣すごいやばそうなんだけど』
という突き放されたようなところがもうものすごくたまらないのであって、
それはクラブなどに行ってこのフロアで踊っている自分と普段の自分との
乖離具合を示されて、その乖離具合にいる自分がつまり自分は本当の
姿だとそのフロアにいる時点では思っているというその
刹那が埋め込まれている作品なところが信じられないくらいすごい。

つまり作っている側が
リスナー>つらい毎日を忘れて踊りに来ている>これがほんとの自分>その本当の自分
が感じるほんとうにヤバい音

と思い知らされるのを計算して作っているとしか思えない音がここで鳴らされている
という入れ子の究極みたいな音なんです。
もうこんな音鳴らされたらひれ伏すしかない。
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by angrofille | 2006-02-18 05:32 | music

What me worry?

また具合が悪い、、と鉛のような重い体でくたばっていたら、
やっぱり雨が降り出した。降り出すと少し楽になるのですが、
借りてきた「バンドワゴン」も集中力がなくてみてられない。

こんなときにマスターズアットワークとかを聴くとかえって落ち込みそうだ。
ひたすら世界のタケダさんにかりたマウリツィオ・ポリーニという
イタリアのピアニストの30年前に出したCDを聴いていた。
この人は指が折れて血が出そうな曲をロボットのように完璧に弾く
とんでもない人ということでデビューしたそうだ。これはそのデビュー盤で、
どう聴いても腕が三、四本あるとしか思えないようなものすごい演奏である。
曲がまたエモーショナルでどの曲も素晴らしく美しい。こんなアルバム
聴いたことない。ストラヴィンスキーの曲ってすごいな。ドナウ川とかの
おセンチさを許さない激情っぷり。すごい。
何の力も出ない時には、こういうとんでもなくすごいものを聴くのが
私は好きだ。
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by angrofille | 2006-01-17 00:19 | music

死ぬかと思った

わたしは血圧が低い。このまえ計ったら、上70下40だった。ヘビみたいな
血圧だよ。なので低気圧が来ると、何の関係があるのか知らないがしぬほど
具合が悪くなる。全身がだるくなって、体が鉛で出来てるみたいに重くなって、
肩に誰か乗ってるのカナ?っていうくらいがちがちになって、頭がぐるぐるしてくる。
今日はたぶん東京でひさびさの低気圧だったので、激烈に具合が悪かった。
でも雨が弱まると体が軽くなってきて、止むと爽快。
この性質を利用して人間パラボラアンテナとかできないもんだろうか。

それはそうとして今日は下北沢モナレコードでホトファニちゃんをみてきた。
すごくひさしぶりだ。夏のfeat.東京地震以来、、?
モナレコードは去年、ちょうどいまごろはじめてホトファニちゃんを
見たところ。去年のときと比べてすごく貫禄ついた。進化してる。
ホトファニちゃんはオンエアネストとかすごくいいと思うんだけど。
押し掛け営業しようかな(ストーカーだな)

そんで、ユカちゃんお手製の名刺入れがやばいくらいかわいかった。
乙女はキラキラしてるものに弱いから!西山美なコより完成度高いでしょう!!
このキラキラはスワロフスキーなんだって。このびっしり感といい、
リボン、電話というセレクトといい、魔法少女がいたらこういう
名刺入れ持ってるにちがいないよな〜

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by angrofille | 2006-01-15 03:38 | music
NHK教育で、スーパーピアノレッスンという番組をみた。
ものすごいピアノの巨匠が、ピアノのレッスンをしてくれるという夢の番組らしい。

ロシア音楽の巨匠トラーゼという巨漢のおじさんが、
ベートーベンのソナタを教えていた。
その教え方がユニークで、「きみの弾き方はまるで今のドイツの道路のように
なめらかだ。もっと、跳ねて弾きなさい。馬が走るように。」
なんて言っている。日本人の女の人が習っているのだけど、彼女が弾くと
ピアノの音がものすごく堅く聞こえる。でもトラーゼというじいさんが
弾くと同じピアノなのにすごく軽やかに聞こえる。
まるで一音一音が宝石のような音色だった。
言いたい事も言えないこんな世の中で、本当に美しいものがあるのだと
勇気づけられるような音だった。

ちなみに私は幼稚園から10年間エレクトーンを習っていたのだが、
練習も暗記も嫌いで(特にシャープとかフラットとかつくと把握できない)
10年間もやってたくせに1曲も弾けない。
こんなじいさんがヤマハ音楽教室にいたら、エレクトーンが好きになってたかな。

そういえば若木信吾氏(学生時代はアメリカでヒップホップのdjをしてたとか)
もロシアのピアニストにはまっているそうだ。ロシアのピアニストが気になる。
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by angrofille | 2006-01-10 22:58 | music

サンドウィッチ

きょうhmちゃんと青山のアンデルセンにサンドウィッチを
買いに行ったら、プラスチックの箱に入ったやつしかない。
しかも通常の倍近い値段で売られていて、逆上のあまり店中の
パンを道路に向かって片っ端から投げて回った。嘘です。

私は三食でも文句ない程サンドウィッチが大好きなのだが、
このプラスチックの箱に入ったサンドウィッチは認めていない。
見るからに不味そうだ。第一に空気に触れるパンの断面が
多いので、すぐにパサパサになることが容易に想像できる。
第2にこのプラスチックの箱を見るだけでパブロフの犬的に
仕出しのサンドウィッチの味が脳裏に蘇る。

だいたい仕出しのサンドウィッチにはポテトサラダを具にした
サンドウィッチが絶対入っている。あれはなんなんだ。なんで
ポテトサラダをパンに挟まなくてはならないんだ。
あげくの果てにはマカロニまで入っている。もう秩序もなにもない。

と怒っている旨を友人に言ったところ、キオスクのコンビニには
餃子が具のおにぎりが販売されているという。
世も末である。ほんとうに世も末である。
わたくしがこういう事を長々と書くのは機嫌がいい時だと今自分で気づいた。

で、夜にhmちゃんと新宿シアタープーという演劇喫茶みたいなアングラ
なところでマヘルシャラルハシュバズを見に行った。今日の演目は
1984年のクリスマスイブの公演の再演ということで、とても
ポップな?選曲でとてもよかった。

対バンの「パーフェクトダンサー」という京都のおんなのこ二人組
バンドもメルトバナナと昔のhoodを足しっぱなしみたいな
かんじでよかった。隣の席の人が話していた
ところによると、灰野敬二の秘蔵っ子だそうである。

京都というのはえらい昔から栄えているので、東北とはちがって
ちょっとよそと違うものを引き受ける度量があり、アシッドな
ものが生まれやすい風土なのかもなあと思う。

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by angrofille | 2005-12-28 02:19 | music

シガーロス

実はちゃんと聴いた事がないのですが、、
ニューアルバム「tak..」に入っている曲「ホピポッラ」
のヴィデオクリップを今日見たのですが、涙が出るほど
よかった。

おじいちゃんとおばあちゃん4人組が子供のように
あつまって、町のなかでいたずら放題。おばあちゃんは
長いマフラーをくるくる巻いてピンポンダッシュ。相当年なので
逃げ足も鈍い。おじいちゃんは海賊みたいなでっかいアイパッチ
をしている。白内障だろうか。ゴミ箱をけっとばして中身を
出したり、5才児みたいな遊びっぷり。
ほかのみんなもあたらしい長靴を履いて、水たまりでおおはしゃぎ。

ところが町の悪ジジババグループが、はしゃぐ彼らのもとに
乗り込んで来たからさあ大変。森の墓地で大ゲンカ!
ちょっと間違えば、ケンカしている本人たちが墓の中である。
弱いけど、根性で闘うジジババたち。ついに悪ジジババも根負けして、
「ちくしょーおぼえてろよ!」と去って行った。おおよろこびの
ジジババ。長靴で水たまりの中を遊び回る。。

といったかんじ。ジジババたちがツイードのコートにチェックの
スカートみたいな、古着的(つまりジジババの青春時代の服だ)
なすごくかわいいファッションなので大変かわいらしく見れる。
服のテイストがちょっとでも違ったら見れないかもしれない。
それくらいこういうアメリ系というかかわいらしい映像というのは
微妙なものなのではないだろうか。

誰が作ったのか調べられなかったのですが(着メロサイトしかでてこない)、
blurのcoffee&milkに次ぐかわいいヴィデオクリップの殿堂
入り間違いなしの傑作の誕生である。
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by angrofille | 2005-12-08 20:31 | music