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by angrofille
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アイドルを探せ

春だ。桜も咲いて、みんな恋でもしたくてたまらなくなっているだろう。
ということで今日は素敵なアイドルをご紹介します。

まずは現代のジャンピエールレオーと呼ばれるフランス人俳優の
マチュー・アマルリック
スピルバーグのミュンヘン(2005)
アンドレ・テシネの溺れゆく女(1998)
そしてアルノー・デプレシャンのそして僕は恋をする(1996)、キングス&クイーン
などに出演しています。
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くーーーーーーーーーーーーーーー
この飄々とした顔!!ああこれこそフランス野郎!!たまりませんね!!
彼の父はジャーナリストで、母は文芸評論家。インテリなんですよインテリ
はじめから俳優を志していたわけではなく、ルイ・マル監督の「さよなら子供たち」では
アシスタントをしていたそう。
キングス&クイーンではフランス映画界のオスカー、セザール賞の主演男優賞を受賞
しました。俳優として大成功した今も自ら映画を製作、監督しています。
初めての監督作「MANGE TA SOUPE」はなんと!!ジャン・リュック・ゴダールに絶賛された
という傑作のよう。デプレシャン作品ではちょっと暗めのインテリを演じることが多い
彼ですが、「いつもの僕はアクティブなほうです。こどもたちと山を登ったりしています。」
と語っているように自らの監督作品では明るくて活発なマチューが見れるそう。喉から手が
出るほど見たいです。
しかし彼の出演する次回作が、ソフィアコッポラの「マリーアントワネット」なんですって!!
マチューがソフィアにガンガン指図される様子を勝手に想像して勝手に怒り狂っています
(病気?)



もう一人はピート・ドハーティ
言わずと知れたケイト・モスの元彼で元リバティーンズ、現ベイビーシャンブルズという
ミュージシャン。現存する最後のセックス&ドラッグズ&ロックンローラー。
ポーランド人の堅物野郎が「こいつはテレビで見るたびバカな言動ばっかりしてて、最悪だ」
と眉をひそめていたのですが、そんな風に親が認めないイギーポップみたいに危険なミュー
ジシャンって今いないでしょう。それが凄いところらしい。曲もいいらしいけど実は
「ファック・フォーエバー」という曲しか聞いたことない。ファックフォーエバーって、、

彼にディオール・オムのデザイナーエディスリマンがぞっこんに惚れ込み、彼だけの
写真集を作ったのは有名なはなし。
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この写真集、ぱらぱら見るとあまり印象に残らないのですがちょっとじっくり見ると
ピート・ドハーティがたまらなく愛しい生き物に見えてくる。丁寧な装丁といいとてもいい本
です。エディスリマン自身が撮影、構成、デザインまで手がけているそうだ。すごい人は
ほんとに何やってもすごいよな。現在は品切れだそう。
ピートドハーティに惚れているのかエディスリマンに惚れているのかよくわからなくなって
きたが、まあそんな彼のいたリバティーンズの本が出版されたらしい。
音楽がらみの本というのはどうにも微妙なものが多いのですが、この本は曲聞いたこと
なくても楽しめそうな作りなので購入しようと思っております。
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日本人のアイドルは菊池成孔かなあ。ユリイカ特集だったね。
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by angrofille | 2006-03-31 02:18 | 映画
トト、なんだかわたしたちカンザスじゃないところに来ちゃったみたい

「オズの魔法使い」でオズの国に来たドロシーが犬のトトに向かって言う言葉。
(アメリカ人には古典的なギャグらしい)
いちにちじゅう頭の中をずっとこだましていた。

カンザスじゃないところに来ちゃったみたい
カンザスじゃないところに来ちゃったみたい

じゃあここはどこ?
ドロシーはルビーレッドの靴のかかとを鳴らせばカンザスに帰れたけど
私には ルビースリッパがないし
ここに歩いてきたのは私だし
竜巻に飛ばされたわけでもないのにここがどこかもわからない
なにが欲しくて歩いてたのやら
今ではカンザスがどこなのかもわからなくなってしまった

※遺書じゃないです
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by angrofille | 2006-03-28 22:41 | 憂国

Plat Du Jour

さいきんおいしいものの事しか考えていないわたしにうってつけの
素晴しいアルバムを聴いた。
Radio Boy、Herbert、Doctor Rockitといった名義を使い分け、
グローバリゼーションを憎む本気でクリエイティブなアーティスト
マシュー・ハーバートが昨年出した「Plat du jour」である。
彼が「食」に関する2年のリサーチと半年間のレコーディングをかけて
生み出したこの作品。
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卵を割ってかきまぜる音、コーヒーの煙の音、りんごをかじる音。
食べ物の音をサンプリングしたというふしぎなおとぎばなしのような音が
美しいメロディで全編にわたって鳴らされる。いままで聞いてきたどのサンプリ
ングの音よりも不可解で有機的な音なのは、やはり食べ物の音だから
かしら?ただ変な音を使っているだけではノイズになってしまうけど、マシュー・
ハーバートが図抜けているのはそれを美しくポップな音楽に仕上げてしまうところだ。
彼のライブではマクドナルドのハンバーガーをマイクの前で潰した音を演奏したり
すると聞いて昔びっくりしたのを思い出した。
ハーバートが伝えようとしている事は、口だけLOHASがはびこる偽善日本ではリアル
じゃないかもしれないけど、こんなにきれいな音楽にされたらみんな何かしら考えさせ
られちゃうかも。そういうことが出来る音楽というのは凄いものだ。

ちなみにこの美しいジャケットの色は、合成着色料の色らしい。怖い。イギリスでは
北欧や日本、アメリカでさえも禁止になっている合成着色料がガンガン使われているそうな。
こちらに
今回のプロジェクトの全貌が乗っているので、ぜひみてみてください。

フランスのジャムとかイギリスのクッキーとかスペインのハムとかきゃあきゃあ喜んで
買っているわたしが言ってもなんの説得力もないけど、グローバリゼーションってやだよな。
西荻のスーパーになんでニュージーランドから来たりんごが必要なのか?メキシコから
来たブロッコリが必要なのか?考えてみるとすごく気持ち悪い。しかもそれが200円たらず
で買えるというのはどう考えてもおかしい。その裏側を覗いてみようというきっかけに
このアルバムがなればこんなにすばらしいことはないと思う。音楽ってやっぱすごいな。
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by angrofille | 2006-03-27 22:01 | music

おいしい話

<明日国立にドライブにいかないか?桜も咲くしね!
<<いいけど国立っていまいちイメージがわかないのだけど
<国立は国分寺と立川の間だから国立っていうらしいよ
<<ふ〜ん。じゃああした。
******
<いまお茶の水にいます。山の上ホテルでまちあわせよう。
<<山の上ホテルきたよ。
<おなかすかない?!まあなんでもたのみなさい!!
<<うーんじゃあエビのグラタンで。
<じゃあわたしオムライス。
<<このグラタンのマカロニ10センチくらいあってすごい食べにくいんだけど、、
<ナイフもらう?
<<いや、いらない
<最近どうよ
<<また中国に出張にいかなくちゃいけないみたいだ
<中国いったらマーラーカオたべてきてよ
<<なにそれ。辛い?
<いや、馬でマー。おいしいんだよ。蒸しパンでね。ところでこちらは
わたしがごちそうしますよ
<<えーー いいのーー

国立へむかう

<とりあえず新宿から西に向かえばいいとおもうのよね〜
※都心から離れれば離れるほど街がおざなりになっていくのはなぜだ
<<ところでなんで国立?
<荷物を撤収しないといけないのよね〜
<<なんで?
<まあ、いろいろあってね〜
<<いろいろってなに?
<そういえばこのまえカートコバーンの映画みにいってね〜
<<(いやな予感)
2時間経過
<や、やっと国立についた、、
<<(あまりに長い運転時間に不機嫌)
<この時間あったら水戸にいけるね、、
<<そうね、、

国立某所
荷物を目にしてあぜん。こんなにあったっけ?無印のプラスチックのコンテナひとつくらい
かと思ったら本30冊CD50枚服コンテナからあふれるくらいある。あと靴も。
ど・う・し・ろ・と

<<これはドライブじゃないね、、
<そうね、、おひっこしだね、、

<ごめんね、、
<<ははは
<モス!!モス行こう!!ミッフィーのモスがあるんだよ!!
<<ミッフィーいないよ
<た、たぶん著作権の問題じゃないかな、、なんかかってあげるから、
  好きなの選びなさい!!
<<350mlのビールが入るからこれがいいかな、、
<お皿のほうがかわいいじゃん
<<いままでキッチン使ったことない
<それはそれで潔いね、、

※シューゲイザーの貴公子、サトウツヨシ氏にありがとう。
で、その荷物がいま部屋にある。幸い妹はただいま家族旅行のために帰省中だ。
これみたらほうき持っておいかけられてしまいそうだ。
この荷物が積み上がっている様子を例えるとなんだろな〜
蟻塚かな〜倉庫だな〜脳内で積み上がった荷物を都合良くデリートしてくらしています。
明日には片付けますほんとうです(泣)
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by angrofille | 2006-03-26 01:49

アンダーグラウンド演劇

今日、生まれてはじめてまともに演劇をみてきた。
しかもフランスの古典劇。題材は十字軍。行く前に会社で
「十字軍」とWikipediaでちらりと読んだ知識しかない。
(ちなみにエルサレムをイスラムから奪い返すために、むかしヨーロッパ
じゅうからよってたかってエルサレムに行ってみた戦争らしい。しかも8回
くらい行っても結局奪還?できなかった。8回も行くと人手不足になり、
しまいには子供とか娼婦とかまで連れて行ってたらしい。そりゃあだめだろうな。)

場所は都心のエアポケット、illでdopeな中野新橋。役者さんとの距離が2メートル
くらいしかない。初対面の人と会話するのにはものすごく微妙な距離だ。
その距離でものすごい熱演を見るのである。観劇というより、見る側もかなりの
ポテンシャルを必要とされる戦いみたいなものである。不慣れなわたしはもう
萎縮してしまって役者さんの顔も見れず、つま先とか床とかばかり見ていた。
しかしうまい役者さんというのがいるもので、近い距離なのにずっと遠くにいる
みたいな演技をする。その人は40過ぎくらいの女性。その人だけはしゃべって
いるときもどうにか顔をみることができた。上手な演技というのは迫力とかじゃなくて
こういうものかも知れないなあ〜と思った。奥が深い。

世の中の人はかなりおおざっぱに言うと
1.テレビが好き
2.演劇が好き(演劇が好きな人は演劇の事を「お芝居」って言う)
3.映画が好き
と3つに別れると思うのですが、どうだろう。
1と2、1と3は結構かけもちできるけれども、2と3は相容れにくいと勝手に思っている。
どうかな。

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by angrofille | 2006-03-25 03:34 | nikki
先日神保町のamuletでアンティークのこびんを買った。
マンチェスターのピーター通り、サンダーソンと書いてある。
イギリスのマツキヨBootsの個人経営のころの瓶もあったのですが、
かたちがきれいだったのでこっちにしてみた。
瓶ってほんとにきれいだ。手作りのガラスは厚さがふぞろいなので
平面的でないところがとてもよい。
むかしはこんな瓶にお薬がはいってたのね。牛乳でも薬でも化粧品でも
瓶に入ってる方がよさそうなのだ。特に化粧品。あと香水。香水がプラスティックの
ボトルだったら素敵さ半減だよ。髪につけるものも瓶入りのほうがいいのにな〜。
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by angrofille | 2006-03-24 00:23 | nikki

ライナスの毛布

サイトの写真コーナーに
family,
おいしい週末
をアップしました。

今日はいちにちサイト更新にはげむ、つもりが服と言う名の鎧をどうしても
買いたくなってしまい、キチジョウジのラグタグに行ってスカート三枚、
パンツ一枚、ポロシャツ一枚小一時間のあいだに買ってきてしまった。
今気づいたのだけどスカート三枚ってなんなんだ。やりすぎじゃないか、、?
しかしまだユナイテッドバンブーのワンピースも欲しいのだ。もう世界が終わる
まで服を買い続けたくなってきた。ああああああああ(大丈夫ですか?)
先日服参りにつきあってくれたhmちゃんありがとう、、止まらなくなってきま
した、、
服というのは世界と戦うための鎧なんだよと友人に言ったら、そりゃ君ライナスの
毛布だよと言われた。そう言われるとOLさんのジルスチュアートも、Bボーイの
トミーも若いサラリーマンのイタリアの靴もみんなライナスの毛布に見えてくる。
ああ皆毛布をにぎって世界と対峙しようとしているのだと思うと目頭が熱くなって
くる。さいきん随分涙もろいのだが、死期が近い人みたいでいやだ。

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by angrofille | 2006-03-21 23:23 | nikki

緑ヨウ素

サイトに青森大自然写真をアップしました
誰か森の中で白いワンピースでくるくる踊ってくれませんか、、

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きのうはhmちゃんとガスヴァンサントのラストデイズを見にいったのね〜
ものすごおおく素敵だったわ〜
ガスヴァンサントは今なにやってもいい監督だなあ。
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by angrofille | 2006-03-21 01:53 | 写真

彼の見た風景

上海にあるうちの実家です。
おじいちゃんが日露戦争のときに日本からもってきた庭園です。
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これは客間なんですが、いまはあんまり使ってません。
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妹が社交界からかえってきたとこです。
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母です。京都の漬物やの出です。
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というのは全部嘘で、
青森の太宰治の生家斜陽館です。
窓から見る青森の町、これを太宰も見ていたのかと思うと死ぬほど
感慨深い。
前はここ旅館だったんだもんね。ここに泊れたんだもんね。
いまは老朽化のため見るだけです。つい5年くらい前までやってたのに。
取り返しのつかないことというのはあるものだなあとこういうとき思う。
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by angrofille | 2006-03-20 00:39 | 写真

ストックホルム

赤坂見附のスエーデン料理店ストックホルム
で先日お食事会をしたのね。

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スモーガスボード専門店ということなのですが、
スモーガスボードとは、日本でいうバイキングのようなもの。
1700年代より始まった歴史ある北欧の伝統料理で、60種類以上もの料理が並びます。
スエーデン部長のツカちゃんがなにを聞いてもたぶん店員さんより詳しく
おしえてくれる。さすが1年で2回もスエーデンに行った女、、
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右に見えるグラスに入ってるのがスエーデンのスピリッツ、アクアビットの
スコーネ。スウェーデンで最もポピュラーなアクアビットです。おいしいんだ〜
これを一気に飲み干して、スモーガスボードははじまります。
料理は大きなテーブルにたくさんのっていて、そこからみんなとってくる。
お皿はたくさん使えば使うほどマナーがいいんだって。
手前にみえるのはポークリブ。おにくにはこけもものジャムをつけてたべます。
ユカちゃんが目を輝かせていました。
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奥から丸いじゃがいもとスモークサーモンとケッパー。この丸いじゃがいもは
かわいくて非常によろしい。
右が北欧といえばのにしんづくし。
にしんのほうれんそうソースとかトマトソースとかバラエティに飛んだおあじ、
のようだがじつはにしんはとても魚の香り高く、生臭い料理に弱いムラカワくんは
「ニシン〜〜〜〜〜ニシン〜〜〜〜」と涙をうかべながらたべていました。
スモーガスボードというのはもともとでっかいクラッカーのことみたいなんだけど、
このクラッカーがにんにくの味で、チーズとかのせてたべると絶品!
また行きたいな〜。
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by angrofille | 2006-03-18 22:52