バッド・エデュケーション(2004 スペイン)
2006年 01月 07日
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」の
ペドロ・アルモドバルによる
バッド・エデュケーション
を鑑賞。
言っておきますがこの映画にはごっついオカマとハードゲイと
おっさんと美少年しか出てきません。並べ挙げただけでも手が脂汗で
まみれそうです。それがスペインの誇るアルモドバル監督の世界。
若くして成功した映画監督エンリケのもとに、神学校寄宿舎時代恋仲だった
イグナシオが神父から受けた性的虐待を描いた脚本を持ってやってくる。
イグナシオはその本で神父を脅迫しようとしていたが、、
寄宿舎時代の回想、映画の中で映画化された回想のなかのシーン、
現在のシーンすべてが同時に進行し見る者をストーリーに引き込ませる。
そして画面の美術、カメラワークすべてが常軌を逸するほどに美しい。
完璧なまでに美しい原色の画面のなかでごっついオカマたちがどぎつい
ラブシーンをがんがんやっている。目眩がするほど濃厚で、嫌悪感を
通り越して陶酔させられる。
本気で作る映画ってこういう事だ。もうアルモドバル最高。紛れもない傑作。
☆4.5つ
ペドロ・アルモドバルによる
バッド・エデュケーション
を鑑賞。
言っておきますがこの映画にはごっついオカマとハードゲイと
おっさんと美少年しか出てきません。並べ挙げただけでも手が脂汗で
まみれそうです。それがスペインの誇るアルモドバル監督の世界。
若くして成功した映画監督エンリケのもとに、神学校寄宿舎時代恋仲だった
イグナシオが神父から受けた性的虐待を描いた脚本を持ってやってくる。
イグナシオはその本で神父を脅迫しようとしていたが、、
寄宿舎時代の回想、映画の中で映画化された回想のなかのシーン、
現在のシーンすべてが同時に進行し見る者をストーリーに引き込ませる。
そして画面の美術、カメラワークすべてが常軌を逸するほどに美しい。
完璧なまでに美しい原色の画面のなかでごっついオカマたちがどぎつい
ラブシーンをがんがんやっている。目眩がするほど濃厚で、嫌悪感を
通り越して陶酔させられる。
本気で作る映画ってこういう事だ。もうアルモドバル最高。紛れもない傑作。
☆4.5つ
by angrofille
| 2006-01-07 01:58
| 映画